多趣味な薬学生のブログ

暇な時にそれとなく思ったことを書いていきま

宇宙人がいる可能性ってどれくらい?

私は、薬学部に属しながらも趣味で天文について勉強(主にネットサーフィン)してます。

まぁ、宇宙に限らず深海とか未知のものについて学んだり考えることが好きなんです。

 

今日は、私が天文学に興味を持つきっかけとなった「宇宙人は存在するのか」ということについて書きたいと思います。

 

 

未だ地球外の生命、文明との接触はありません(?)が、人類と接触する可能性のある地球外文明の数を予想する式が存在します。

それはドレイクの方程式といいます。

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小数も分数も出てこない単純な式です。

次にそれぞれの変数を紹介します。

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ここではそれぞれの詳細についてはあまり触れません(打つのが疲れちゃう…)。

 

この各変数に妥当だと考えられる値を代入することによってN、つまり「我々の銀河系に存在し、人類と接触する可能性のある地球外文明の数」を計算すると

各変数の値により誤差はあるものの

N  > > 1になる。

 

つまり、ドレイクの方程式によればこの銀河系には通信技術を持つレベルの知能を持った技術文明が存在する!

 

 

 

みなさんは「それなら、なぜ宇宙人は見つかっていないの?」という疑問を抱くと思います。

確かに、現在の観測では地球外に文明が見つかっていない。これはなぜなのだろうか?

 

 

これはエンリコ・フェルミによって提唱された「フェルミのパラドクス」と呼ばれるものです。

フェルミのパラドクスとは、ドレイクの方程式からも考えられるように地球外にも技術文明が多く存在する(はず)が、その証拠が欠如しているという矛盾のことです。

 

このパラドクスについての研究は1900年代後半に行われ始め、様々な考察があります。

たとえば、「宇宙人はすでに地球に来ているが検出されていない」だとか、「過去に到達したが記録の残るような時代、つまり最近には到達していない」などなど。

 

ただ、このパラドクスが示すこととしてはドレイクの方程式の不十分性です。

それは先程、示した変数の他になにか別の変数が存在するということです。

たとえば「技術文明が地球人の観測範囲まで到達する確率」などの推定を、最低一つはしなければいけないということです。

 

 

今日は、ドレイクの方程式とフェルミのパラドクスを紹介しました。これを機にみなさんも宇宙に興味を持ったいただけると嬉しいです!

(なおブログ主は薬学生)

近い未来、宇宙人と通信がとれる日が来るかもね!!

 

あと、天文学に詳しい方がいたら私におすすめの天文学書をコメントで教えてください!

初心者にもわかりやすいのでお願いします…

 

 

それでは。